第2回富士五湖サミットを開催。全国から選抜された36名の学生たちが、社会変革のための「ソーシャル・プラン」を発表。

2024/05/23

4月21日~4月25日の5日間、富士五湖アカデメイアで第2回富士五湖サミットが開催されました。

全国4エリア、18のアカデミーで学ぶ1万名の学生から選ばれた精鋭36名が、専門分野の垣根を超えチームを組み、日本の社会を切り拓く「ソーシャル・プラン」をコンテスト形式で競いました。

異なる専門分野を学ぶ学生たちがアイデアを出し合い、創造的なソーシャル・プランを作り上げる実践体験的なカリキュラムを通して、AIに淘汰されず、実社会で活躍するために必要な「5つのプロフェッショナル力」と「5つの人間関係力」を身につけました。

参加した学生の声

福岡ビジネス・アカデミー 愛玩動物看護学科
S.Mさん

Cチームは中間発表時に提案が全面的に見直されるという大きな壁にぶつかりました。
この時、先生方からの厳しいフィードバックを受け入れ、計画を根本から再考することが求められました。
この経験は辛いものがありましたが、結果的にはそのフィードバックが私たちのプロジェクトを大きく前進させるきっかけとなり、より高い評価を得ることができました。
ここから学んだのは、与えられたフィードバックを素直に受け入れ、それを活かす柔軟性の重要性でした。
このサミットの経験から得た最も大切な教訓は、素直さと正直さが人との繋がりを強くし、成果につながるということでした。
今後もこれを忘れず、どんな場面でも自分の本音を大切にして行動していきたいと思います。
富士五湖サミットでの学びは、これからの人生において大きな糧となりました。これを基に、さらに成長をしていきたいです。

大阪ビジュアルアーツ・アカデミー 写真学科・写真作家コース
M.Tさん

コンテスト後のリフレクションでは気づきがたくさんありました。振り返りで特に「課題アクセプタンス力」「自我マネジメント力」の二つに気づけたことは本当によかったです。課題が難しくリーダーというプレッシャーに負けそうになりながらも最後までやり遂げたのは「課題アクセプタンス力」があったからだと思います。そしてプレッシャーに負けそうになりいらいらしたりしても平静を保てたのは「自我マネジメント力」のおかげでした。
富士五湖サミットを通じてこれらの「力」に気づくことが出来たとともに、その力を伸ばすことも出来ました。そして最後まで諦めずにやり遂げる自信もつきました。ここでの体験を今後の人生で活かしていきたいと思います。


優勝したソーシャル・プランは

4月23日に開催されたソーシャル・プラン発表会では、「富士五湖地域を新たな自然首都圏に進化させていくために『斬新なソーシャル・プラン』を考えよう」をテーマに、学生たちの独創的なアイデアが発表されました。

当日は、長崎幸太郎 山梨県知事が見学に訪れ、田坂広志学長らとともに、審査員を務めました。
優勝チームのプランは、山梨県と富士五湖自然首都圏フォーラムの全面的なバックアップのもと、富士五湖地域で実現することが決まっています。

水素で動く透明なポップアップレストランや、環境保護のための地域通貨など、斬新なソーシャル・プランが発表される中、「自然×文学」をテーマに、SNSの普及による「無機質人間製造社会」という社会問題を解決するソーシャル・プランを発表したAチームが、優勝である山梨県知事賞を受賞しました。

名古屋ビジネス・アカデミー
マスコミ広報学科芸能マネジメントコース
H.Mさん

本番、チームメイトの震える手こわばっている表情、こっちまで心拍数が聞こえてきそうな緊張している子を大丈夫と言いながら迎えたプレゼン。今までで一番自信のあるプレゼンを披露できたと思います。納得のいく結果ではありませんでしたが、チームメンバー全員が全力を出せたので誰一人として後悔はしていないと思います。表彰式が終わったあと今までやってきたたくさんのことが結果として残せなかったことが悔しくてすごく泣いたこと覚えています。今まで生きてきた20年間で1番悔しかったです。
今回のサミットを通して大事だと思った事はリフレクションの時間です。今までは振り返る事はしてこなかった人生だったので今回リフレクションをしてみて自分の悪いところも良いところも気づけたのでリフレクションを今後もしっかりとしようと思いました。今回の富士五湖サミットに勇気を出して参加してたくさんの仲間に出会いかけがえのない仲間ができで本当に参加してよかったです。


リフレクションの大切さを学ぶ

リフレクションとは、すべての個人活動とチーム活動において、その学習効果を圧倒的に高める「振り返りと反省の技法」です。
一つの活動を終えた後、その活動を様々な視点から追体験的に振り返り、反省し、「チーム」と「個人」の視点、「技術」と「心得」の視点から、何が問題であったのか、何を改めれば良いのかを、深く考えていきます。

富士五湖サミットでは、1.5日間かけてリフレクション・ラボを行いました。
チーム活動や議論、個人の心の動きをを振り返る体験を通して学生たちは、どうすればもっと良い活動ができたか、今後どうすればいいかを、じっくりと考え、成長につなげることができました。

福岡ホスピタリティアカデミー エアライン学科
Y.Mさん

4日目のリフレクションでは、自分がこう思っていたけれど相手は違ったことが多くあり、初めから分かっていたらと後悔を感じたこともありました。田坂学長のお話を聞き、「自分の中の小さなエゴ」を探し、改めて自分を知る場にもなりました。チーム活動をする上でリフレクションはとても大切なものだと思いました。

東京ビジネス・アカデミー
ビジネスデザイン学科
H.Kさん

一番心に残っているのはリフレクションの時間です。このリフレクションは授業で産学連携の授業を行った後、毎回行いますが富士五湖サミットでは丸一日を使って考えたのが新鮮でした。普段の授業では一コマも使わないので自分と向き合う時間が沢山あり、新たな自分を知ることもありました。私は自分の深いところを知ることや、それを話すことが好きではないので発表するときに今までの人生で一番声が震えていたのを覚えています。自分のことについて相手に知られる事がとても恥ずかしい人間だということも改めて再確認できましたし今後の就職活動にも役立てていきたいと考えています。また「5つの人間関係力」について自分にはここができていてここが出来ていないなどがわかったので自分の人間力を高めるためにこれからもしっかりとリフレクションをしていきたいと感じました。

CHANCELLOR MESSAGE

詳しく見る

4

FOUR SPECIAL ACADEMY

詳しく見る


CAMPUS

詳しく見る